子犬・成犬・シニア犬のフードの違い|年齢に合わせた選び方のポイント
子犬のフードと成犬のフード、同じドッグフードでも中身が違うって知っていましたか?成長段階によって必要な栄養がまったく異なるので、年齢に合ったフードを選ぶのがワンちゃんの健康を支える第一歩です。この記事では子犬からシニアまで、年齢別の栄養の違いとフード選びのポイントをまとめました。
ドッグフードの選び方完全ガイドもあわせてご覧ください。
この記事でわかること
- 子犬・成犬・シニアで必要な栄養素がどう違うか
- ライフステージに合ったフードを選ぶ基準
- フードの切り替え時期の目安と注意点
まず確認すべきこと
犬のライフステージは一般的に3つに分けられます。子犬期(成長期)は生後12〜24ヶ月まで。犬種によって差があり、小型犬は早く、大型犬はゆっくり成長します。成犬期(維持期)はその後から7歳くらいまで。シニア期(高齢期)は7歳以降が目安です。ただし大型犬はもう少し早くシニア入りすることもあります。それぞれの時期で体の状態が変わるので、フードの栄養バランスも変えていく必要があるんですね。うちの子もパピーの頃は子犬用フードでスクスク育ち、今は成犬用でちょうどいい体重をキープしています。
各年齢で必要な栄養の違い
子犬期(成長期)
子犬は大人の体を作る大切な時期です。骨や筋肉がぐんぐん育つので、成犬より多くのタンパク質とカロリーが必要になります。子犬用のフードにはDHA(脳や目の発達を助ける成分)やカルシウムがバランスよく配合されているのが特徴です。子犬に成犬用のフードを与えると、必要な栄養が足りずに発育に影響が出ることがあります。逆に成犬に子犬用のフードを与え続けると、カロリーオーバーで太ってしまうので注意が必要です。子犬は1日3〜4回に分けて与えるのが基本です。消化器官がまだ未熟なので、1回の量を少なめにして回数で補うイメージです。
成犬期(維持期)
成長が落ち着いた成犬は、健康な状態をキープするための栄養バランスが大切です。子犬用よりはカロリーとタンパク質が控えめで、適度な脂質と食物繊維が含まれています。運動量や体型に合わせて量を調整するのがポイントです。活動量が多い犬種は高めのカロリー、あまり運動しない子は控えめのカロリーを選ぶと良いでしょう。
シニア期(高齢期)
7歳を過ぎると代謝がゆっくりになり、腎臓や関節のケアが必要になる子が増えます。シニア用フードはカロリー控えめで、関節の健康をサポートする成分(グルコサミンやコンドロイチン)が入っているものが多いです。腎臓に負担をかけすぎないよう、リンやナトリウムの量にも配慮されています。
またシニア期は歯の健康も気になるところ。ドライフードをふやかして食べやすくしてあげるのも一つの方法です。歯茎が弱ってくると硬いフードを嫌がる子もいるので、その子の様子に合わせて調整してあげてください。
うちの先代犬もシニアになってからは、若い頃と同じフードだと体重が増えやすくなって焦りました。獣医さんに相談してシニア用に変えたら、ちょうどいい体重をキープできたんですよね。
年齢別フードの選び方
まずはパッケージをチェックしましょう。「子犬用(パピー用)」「成犬用」「シニア用」「全ライフステージ対応」といった表示があります。総合栄養食の基準を満たしているかも確認ポイントです。迷ったときは、その子の体型や活動量に合ったものを選ぶのが基本です。健康診断の結果をもとに獣医さんに相談するのも良い方法ですよ。
フードの切り替え時期の目安
年齢ごとのフード切り替えは、体への負担を減らすためにもタイミングが大事です。
- 子犬→成犬:小型犬は生後12ヶ月頃、中型犬は12〜18ヶ月、大型犬は18〜24ヶ月が目安です。成長のスピードが犬種でこんなに違うんですね。
- 成犬→シニア:7歳前後が目安。ただし大型犬は5〜6歳からシニア用を検討してもいいでしょう。大型犬は小型犬より老化が早いと言われています。
切り替えは「新しいフードを少しずつ混ぜていく方法」で7〜10日間かけて行うのがおすすめです。いきなり全部変えるとお腹を壊すことがあるので、時間をかけて慣らしましょう。新しいフードの割合を徐々に増やしていくのがコツです。
やってはいけないこと
- 子犬に成犬用フードを長期間与え続ける
- シニア犬に子犬用の高カロリーフードを与える
- 同じフードを生涯変えずに使い続ける
- フードの切り替えを2〜3日で済ませる
獣医師に相談すべきサイン
以下のような様子が見られたら、フードだけで判断せずに獣医さんに相談してみてください。
- 適切な量を与えているのに体重が増えすぎる、または減りすぎる
- 毛ヅヤが悪くなった、皮膚のトラブルが出てきた
- シニア期に入ってから元気や食欲が明らかに落ちた
- フードを切り替えた後、下痢や嘔吐が続く
よくある質問
Q. 「全ライフステージ対応」のフードは1つのままでいい?
A. 基本的には年齢に特化したフードのほうがおすすめです。「全ライフステージ対応」は子犬の成長にも対応できるよう高めの栄養基準で作られているので、成犬やシニアにはカロリーが高すぎることがあります。
Q. 同じ銘柄で年齢ごとに切り替えたほうがいい?
A. 同じメーカーだと原材料のベースが似ているので、切り替え時に消化器系の負担が少ない傾向があります。もちろん別メーカーでも問題はありませんが、その場合は特に時間をかけて切り替えることをおすすめします。
Q. シニア用フードは何歳から始めるのがベスト?
A. 明確な決まりはありませんが、7歳を一つの目安にするのが一般的です。健康診断の結果や獣医さんのアドバイスをもとに決めるのが理想的ですね。
関連記事
参考:Amazonで探す
年齢別のドッグフードを探すならこちらもチェックしてみてください。
食欲不振や嘔吐、下痢が続く場合は注意が必要です。体重減少や元気がない状態が続くときは、フードの問題だけで判断せず獣医師に相談してください。

