ナチュラルドッグフードを選ぶときに知っておきたいこと|ニュートロ・カナガン・アカナの特徴
ナチュラルドッグフードの特徴や、主なブランドの違いについてまとめました。記事の内容は参考情報であり、獣医師による診断や獣医療を代替するものではありません。愛犬の体調に合わせたフード選びの考え方を紹介します。
ドッグフードの選び方完全ガイドもあわせてご覧ください。
ナチュラルドッグフードの基本的な特徴、よく比較されるブランドの違い、選び方のポイントをまとめました。
まず確認したいこと
フードを切り替える前に、以下の症状がある場合は、まず獣医師に相談してください。
- 体重の急な増減
- 食欲がない・飲水量の変化
- 嘔吐や下痢が続いている
- 元気がない・ぐったりしている
フードだけでこれらの症状を解決しようと判断せず、体調の変化が気になるときは医療機関の受診を優先してください。
ナチュラルドッグフードってどんなフード?
ナチュラルドッグフードとは、人工添加物(着色料・保存料・香料)を極力使わず、自然な原材料で作られたフードのことです。以下のような特徴があります。
- 主原料は肉・魚——穀物よりも動物性タンパク質が主体
- 人工添加物フリー——BHA・BHT・エトキシキン不使用
- 栄養バランスが考慮されている——総合栄養食基準を満たした製品が多い
- 価格はやや高め——原材料の品質が高い分、価格はプレミアム帯に
ナチュラルドッグフードの選び方
選ぶときにチェックしたいポイントは3つです。
- 主原料の質——「チキン」「サーモン」など具体的な動物名が最初に来ているか
- 添加物の有無——人工保存料・着色料・香料が不使用か
- 穀物の配合——グレインフリーまたは玄米など良質な穀物が使われているか
よく比較される製品
| 製品名 | 価格(2kg) | 主原料 | 特徴 | 対象年齢 |
|---|---|---|---|---|
| ニュートロ シュプレモ チキン&玄米 |
約¥3,500 | チキン | 自然素材のみ、ビタミンE・Cで保存 | 成犬用 |
| カナガン ドッグフード チキン |
約¥4,500 | チキン60% | 英国発、高タンパク・グレインフリー | 全齢 |
| アカナ ワイルドプレイリー ドッグ |
約¥4,000 | 鶏肉・七面鳥 | WholePrey理論、地域食材70% | 全齢 |
| オリジン オリジナル ドッグ |
約¥5,000 | 鶏肉・魚85% | 超高タンパク、バイオロジカルリー・アプロプリエイト | 全齢 |
| モグリQ プレミアム ドッグフード |
約¥3,800 | 馬肉 | 鹿児島産馬肉使用、グレインフリー | 全齢 |
各製品の特徴
1. ニュートロ シュプレモ チキン&玄米
ニュートロはアメリカ発のナチュラルフードブランド。シュプレモシリーズは自然素材にこだわったレシピがコンセプトで、着色料・人工保存料・人工香料は一切不使用。酸化防止には天然のビタミンE・Cを使用しています。
- 原材料:チキン、玄米、鶏肉ミール、大麦、オートミール
- タンパク質:約26%
- 脂質:約16%
- カロリー:約366kcal/100g
特徴:人工添加物ゼロ。価格帯が比較的リーズナブル。Amazonでの定期おトク便に対応しています。
気になる点:穀物を含む(グレインフリーではない)こと、タンパク質含有量は他社比やや低めという点があります。
Amazonでの口コミ評価は4.2〜4.5程度。「食いつきが良くなった」「毛艶が良くなった」という声が多い一方で、「少し粒が大きい」という声もあります。
2. カナガン ドッグフード チキン
イギリス発のプレミアムドッグフード。原材料の60%以上がチキンという高タンパク設計で、グレインフリー・人工添加物フリーを実現しています。
- 原材料:チキン生肉(60%)、サツマイモ、エンドウ豆、ビタミン類
- タンパク質:約34%
- 脂質:約17%
- カロリー:約373kcal/100g
特徴:高タンパク・グレインフリー。生肉を主原料にした品質の高さ。SNSでの口コミ評価が高い製品です。
気になる点:ニュートロより価格が高いこと、タンパク質が高めですい臓が弱い犬には注意が必要な場合があります。
3. アカナ ワイルドプレイリー ドッグ
カナダのチャンピオンペットフーズが手がけるプレミアムブランド。WholePrey(獲物丸ごと)理論に基づき、肉・内臓・骨をバランスよく配合。地域産食材70%以上という特徴があります。
- 原材料:放し飼い鶏肉、ターキー、鶏レバー、丸ごと卵、鮮魚
- タンパク質:約33%
- 脂質:約17%
- カロリー:約365kcal/100g
特徴:WholePrey理論で栄養バランスが考慮されている。様々な食材から栄養を摂取できるよう設計されています。
気になる点:原料が多種なため、アレルギーが気になる犬には原材料の確認が必要です。価格はやや高めです。
4. オリジン オリジナル ドッグ
アカナと同じチャンピオンペットフーズのブランド。原材料の85%が動物性原料という高タンパク設計です。
- 原材料:放し飼い鶏肉、ターキー、丸ごとサバ・ニシン、鶏レバー
- タンパク質:約38%
- 脂質:約18%
- カロリー:約388kcal/100g
特徴:高タンパク設計。原材料の品質にこだわった設計です。
気になる点:価格帯が高めであること、タンパク質が高すぎて合わない犬もいること、フード切り替え時の慎重な移行が必要な場合があります。
5. モグリQ プレミアム ドッグフード
国産(鹿児島産)の馬肉を主原料にしたグレインフリードッグフード。馬肉は低アレルゲン・高タンパク・低脂肪が特徴で、アレルギーが気になる方から関心を集めています。
- 原材料:馬肉、大麦、玄米、ビール酵母、海藻
- タンパク質:約28%
- 脂質:約12%
- カロリー:約340kcal/100g
特徴:低アレルゲンの馬肉を使用。国産原材料で品質管理が行われています。
気になる点:馬肉の風味が合わない犬もいること、ニュートロよりやや価格が高いことがあります。
フード以外に確認したいこと
フードの種類だけでなく、以下のような生活環境の見直しも、愛犬の健康維持に関係します。
- 1日の食事量とおやつのバランス
- 水分摂取の量
- 運動量(散歩の時間・頻度)
- 生活環境(室温・ストレスの有無)
受診の目安
以下のような症状が見られる場合は、フードの種類だけで判断せず、獣医師に相談することを検討してください。
- 食欲不振が2日以上続く
- 嘔吐や下痢が続いている
- 体重が短期間で増減した
- 元気がなくぐったりしている
- 飲水量が明らかに増えた/減った
よくある質問
Q. ニュートロとカナガンはどう違いますか?
A. どちらもナチュラルフードの選択肢の一つです。ニュートロは玄米など良質な穀物を含むため価格も抑えめで、カナガンは生肉ベースでより自然な食事に近い設計になっています。
Q. ナチュラルフードに切り替えるときの注意点は?
A. 今までのフードと新しいフードを混ぜながら、7〜10日間かけて徐々に割合を増やす方法が一般的です。急な切り替えはお腹の負担になることがあります。
Q. ナチュラルフードは子犬にも使えますか?
A. 製品によって「全齢対応」のものと「成犬用」のものがあります。子犬に与える場合は、パッケージの対象年齢を確認し、総合栄養食の基準を満たしていることをチェックしてください。
Q. グレインフリーと通常のフード、どちらを選べばいいですか?
A. 穀物アレルギーがない犬であれば、どちらでも問題ありません。ニュートロのように良質な玄米を含むフードは、食物繊維やビタミンB群も摂取できるという点があります。
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参考情報
※この記事は情報提供を目的としており、獣医師による診断や獣医療を代替するものではありません。愛犬の健康状態に不安がある場合は、獣医師に相談してください。
食欲不振、嘔吐、下痢、体重減少、元気がない状態が続く場合は、フードの問題だけで判断せず、獣医師に相談してください。

