ドッグフードやキャットフードって、開封したあとどうやって保存していますか?「袋の口を折ってクリップで止めてるだけ」という飼い主さんも多いんじゃないでしょうか。うちの子もそうで、最初はけっこう適当にやってたんですよね。でも、保存方法がちょっと違うだけでフードの鮮度や風味が変わって、うちの子の食いつきも変わってくるんです。思ったより気をつけることがあるので、うちの経験もまじえてお伝えします。
ドッグフードの選び方完全ガイドもあわせてご覧ください。
よくある保存の間違い
まずは、実は意外と多い保存の失敗パターンから。私も昔やらかしたことがあります。
袋のまま常温保存
買ってきた袋の口を折ってクリップで止めて、そのまま部屋に置いておく。これ、一番多いパターンだと思います。でも実は、開封後のフードは空気に触れることで酸化が進みます。匂いや味が落ちるだけでなく、脂肪分の酸化によってちょっと苦くなったりすることも。
中身をそのまま保存容器に移す
「保存容器に移したほうがいいんでしょ」と思って、袋ごとではなく中身だけを容器に入れ替えるケースもよく聞きます。これ、実は袋の内側についてる油脂分や香りが容器に移らず、フードの風味を保つという点では逆効果になることも。袋のまま保存するか、袋ごと容器に入れるのが正解です。
冷蔵庫に入れる
「暑いから冷蔵庫で保存しよう」と思うかもしれませんが、ドライフードを冷蔵庫に入れると結露が発生することがあります。湿気がついたフードはカビや細菌のリスクが高まるので、基本的には常温保存がベターです。
正しい保存方法
では、具体的にどう保存すればいいのか。ポイントをまとめました。
保存場所の基本
- 直射日光を避けた冷暗所がベスト。キッチンの引出しやパントリーがおすすめです
- 温度は20度以下が目安。夏場はエアコンのある部屋が安心です
- 開封後はなるべく早く使い切るのが理想。目安としては1〜2ヶ月以内
袋の閉じ方ひとつで鮮度が変わる
袋の口はしっかり空気を抜いてから閉じるのがポイント。クリップや輪ゴムで止めるだけでも十分です。フード用の密閉クリップならよりしっかり閉じられます。100円ショップでも売ってるので、まだ持ってない人は試してみてください。
保存容器を使うなら袋ごと
密閉容器を使う場合は、袋ごと容器に入れるのがおすすめ。袋に書いてあるロット番号や賞味期限も一緒に保管できるので便利です。どうしても袋から出したい場合は、容器にラベルを貼って賞味期限を書いておくことを忘れずに。
ウェットフードは別ルール
缶やパウチのウェットフードは、開封後は中身を使い切れなかった分だけ清潔な容器に入れて冷蔵庫で保存。ただし2〜3日以内に使い切るのが目安です。冷蔵庫から出したあとは、室温にもどしてからあげると猫ちゃんもびっくりしません。
やってはいけないこと
- フードを買いだめしすぎない。開封前でも長期間の保存で品質は落ちます。1ヶ月分くらいのペースで買うのがベターです
- 湿気の多い場所(シンク下など)に置かない。カビや虫の発生リスクがあります
- 古いフードと新しいフードを混ぜない。鮮度の違うフードを混ぜると、どちらも傷みやすくなります
- 匂いの強いものの近くに置かない。フードは匂いを吸収しやすいので、洗剤や芳香剤のそばは避けてください
- 使いかけのフードを冷凍しても風味は戻らない。冷凍すれば酸化は止められます。でも解凍時に結露がついて逆効果になることも
フードの保存状態をチェックするポイント
以下のようなサインがあったら、保存方法を見直すタイミングかもしれません。
- フードからいつもと違う油っぽい匂いがする
- 色が濃くなったり、変色している
- ねっとりしていたり、固まっている
- 袋の中に虫やカビが見える
- ペットが急にフードを食べなくなった
こうしたサインがあったら、新しいフードを買い直すのが安心です。
よくある質問
Q. 大容量のフードを買うときの保存は?
大容量(10kg以上)の場合は、開封後に小分けにするのも一つの手です。密閉できるチャック付きの袋や専用容器に1〜2週間分ずつ分けて保存すれば、使うたびに空気に触れる量を減らせます。小分けにしたフードも冷暗所で保存しましょう。
Q. 夏場の保存で気をつけることは?
夏場は温度と湿度の両方が高くなるので、特に注意が必要です。エアコンのきいた部屋で保存するのがベスト。もし部屋が30度以上になるなら、使う分だけを小分けにして、残りは冷暗所で保存する方法も検討してみてください。
Q. フードの賞味期限が切れたらどうすればいい?
賞味期限切れのフードは、ペットに与えないでください。品質が落ちているだけでなく、腐敗やカビのリスクもあります。迷ったら思い切って新しいフードを買うのがいちばん安心です。
Q. 小分けにして保存するときの注意点は?
小分けにするなら、使う分だけ出してすぐに空気を抜いて閉じるのがコツです。フード保存用のチャック付き袋が100円ショップでも手に入ります。袋に購入日と賞味期限を書いておくと、どれが古いのかひと目でわかって便利ですよ。
Q. 開封済みのドライフードはどのくらいもつ?
一般的には開封後1〜2ヶ月が目安です。ただし保存環境によって変わります。高温多湿の場所ではもっと早く品質が落ちるので、少量ずつ買うのも大切です。袋に書いてある推奨期間を参考にしてください。
まとめ
ペットフードの保存って、ちょっとしたコツでぐっと鮮度を保てるようになります。基本は「冷暗所で、空気に触れないように、早めに使い切る」。この3つを意識するだけで、フードのおいしさや栄養をキープしやすくなります。「うちの子、最近食べないな」と思ったら、もしかしたら保存方法が原因かもしれません。
フードの保存で困ったときは、まずは保存環境を見直してみてくださいね。
※この記事はペットフードの保存方法についての一般情報をお伝えするものです。フードの保存状態に不安がある場合や、ペットの体調に変化が見られる場合は、かかりつけの獣医師に相談してください。
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